京都アニメーション放火事件で、京都府警察本部は、死亡した35人全員の実名を公表しました。
先月18日、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、建物にいた社員70人のうち35人が死亡、34人が重軽傷を負いました。
遺族の中には名前の公表に反対している人がいるなか、遺族の意思に反し、京都府警によって実名公表されました。
会社による度重なる要請、遺族の意向に反して実名公表されたことは、とても許しがたいことです。
事件の重大性を考えると、マスコミによる強引な取材は避けられない。個人の尊厳の観点からも実名報道は強引な取材によって、故人と遺族のプライバシーが侵害されます。
悪質なマスコミから故人と遺族を守るために実名報道は避けなければならなかった。
身元公表を求めない1万5千人の署名を京都府警に通知
インターネットの署名サイトchange.orgで、身元公表を求めない署名を京都府警に通知したと発表しました。「京都アニメーション犠牲者の身元公表を求めません。」
1万5千人の署名は、世論的にも公表を望んでいない人が沢山いることは明らかです。
当ブログでは遺族のプライバシーを尊重し、被害者の実名は掲載しません。
京都府警: 京都アニメーション犠牲者の身元公表を求めません。 https://t.co/jq006PICty @change_jpさんから
— ゆーちん (@yuucng) August 21, 2019